◆ 手の陽明大腸経 (左右 20穴)
大腸経の流れ
手の太陰肺経の脈を受け、次指(ひとさし指)外側、爪根部から始まり、第一第二中手骨間の陥凹部(合谷)に出て、前腕外側面(日焼けする部分)を上り、上腕の外側、さらに、鎖骨上窩(胃経の欠盆)から胸中に入り、肺をまとい、さらに下って大腸に属する。そこで枝分かれして、欠盆より頸部を上り(天鼎、扶突)、頬を貫き、下歯の中に入る。さらに口をめぐり(地倉)、人中(任脈)で交わり、さらに上って、鼻孔を挟む(迎香)。そののち、鼻翼の外側で、足の陽明胃経につながる。
私見
心(靈)の動きの右往左往と左往右往、肝=“いきり立つ心(奴と心)”が折れ、肺=“悲しみ”くれたときに、症状が発現したりする経絡でもあります。そして、陽明胃経とともに、“日月神示”表記の “富士(二二)”=肉体の二つの磁性、日足(ひたり)と砌(みぎり)、ヨガで言えばイダとピンガラ、太陽の気道と月の気道に関わる経絡でもあります。
商陽(しょうよう)
二間(じかん)
三間(さんかん)
合谷(ごうこく)
陽谿(ようけい)
偏歴(へんれき)
温溜(おんる)
下廉(げれん)
上廉(じょうれん)
三里(さんり)
曲池(きょくち)
肘膠 (ちゅうりょう)
五里(ごり)
臂臑(ひじゅ)
肩ぐう(けんぐう)
巨骨(ここつ)
天鼎(てんてい)
扶突(ふとつ)
禾膠(かりょう)
迎香(げいこう)
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