旧ホームページでの、治療を通して感じた事&伝えたい事。“その2”

2007年 

20070101

年頭に当たって、 アタシの仕事に対する考え方を、述べさせていただきます。

 1231日分で述べたとおり

 

調子が悪いから 

苦痛から逃れたいから

医者や薬やサプリメントや鍼やマッサージ・・・そういうものを選択する

 

体の調子 病気・・・etc

 

そういうものが

自分の進むべき指標になる事はたくさんあると思います

 

例えば

前述のF川さんのように

20年以上の水商売の悪影響で体の調子が悪くなっていって

毎日が不安で 今後の事

 

夫婦仲良く今後も過ごしていかれる事

そう云う事を真剣に考え出した

 

そういう時期に アタシと巡り会い

ご自身たちが

今後の自分達の人生の在り方を深く考えるようになっていかれた事

 

そう云う事にアタシの考えが・・・言い換えれば 

説教に近い事も申し上げたのですが・・・

 

自分の体の使い方に原因が有る事を理解していただき

今までの自分の体の構築と使い方に問題があってその結果が

そのとき感じた体の調子と精神的な不安

そういうものになって言った事

 

ご夫婦共に 禁煙を達成し 飲酒量を減らし

サプリメントに対する過剰な依存を考え 

不眠のさいに 睡眠薬に頼らず

体の使い方で良い条件の睡眠や

新しい細胞の構築が出来る事を事を理解し

肉食を減らし

そして体を鍛え

 

そういう意味でもごくたまに

当院の通電の治療を受け

そして

体を創り変える = 気血栄衛(營)

 

質の良い振動と意志と意思 

自分の思想が生体内電流として全身を循環する事 = 気

血 = 肉体の構築 = 新陳代謝で新しい細胞を生み出す

 

現在 

そういう生活を送っていらっしゃいます

 

これは

アタシの仕事の中でも大きく変化のあった一例に過ぎないのですが・・・

 

只 鍼やマッサージを行う・・・

 

アタシたちの仕事は

人の健康

その人が悪習慣で心身ともに調子を崩していると 診られるなら

医学知識を活用し 

忠告と 生活するうえでの問題点を指摘するべきだと思います

 

そしてアタシは

仕事や

自分の太陽凝視行や・・・ブログで説明している事・・・

人のこれからの在り方=観自在を考える事

 

そう云う事を元に自分の在り方を考え

その上で 

人が進むべき道を考えています

 

人の進化が 今現在

 

砌(みぎり)=物質中心の進化から

大半が失敗の結果となり

日足(ひたり)=思い 精神性

 

そういう進化に移行しつつあると思います

 

それはブログ内でよく使う言葉 

右往左往と 左往右往

 

やってきたことを振り返り

今後の自分の在り方を考えていく

 

やってきた事の失敗が ある意味 病気だったりするわけですが

それを正す事

それは言うまでもなくご自分でその方法を求めなくては得られない事です

 

仕事で縁のあった人には そういう方向に進んで欲しいと思っています

 

改めて自分の考えを纏める意味でも・・・自分の考えを少し述べさせて頂きました

 

 20070315

 

パソコンの作業を中心に 一日を送っていらっしゃる人に診られる 特徴的な 体の変化と 症状(気血栄衛(營))

 

 

 

以前 こういう症状の人が来院された事があります

 

 

何年も蓄膿症で耳鼻科に通っているが改善の兆し無し

 

手足が極端に冷える

 

何日も便秘をする

 

コーラックを20錠くらい飲まないと便意を催さない

 

 

 

この方は25歳の若い女性で

 

高校で“情報”の講師をしていらっしゃって

 

家業の経理の管理していらっしゃって

 

かなり長い間パソコンと向き合っていらっしゃる・・・そういう生活条件のようです

 

 

 

手足を使わない=体幹(頭と胴体)にしか血液が集中しない体の使用条件

 

 

 

頭部にしか血液が集中しなくって

 

鬱血状態を招き

 

それが鼻粘膜の肥厚を招いていた

 

 

 

そして

 

呼吸回数は同じでも

 

肺胞の拡張が起きず一回の呼吸で取り込まれる酸素量が少なくなる

 

全身の酸素要求量は手足の筋肉の使用と深い関わりがある

 

手足の筋肉が帯電し磁場を創りその磁場が血液を誘導

 

する=血行がよくなる=血管が広がる=毛細血管の拡張収縮機能が健全である

 

(血液が鉄分子を持っていることに由来する現象)

 

のべ 血液 循環量の低下

 

それは 一言で言えば血行不良です

 

 

 

(この言葉は

 

この状態を表現するのに ふさわしい言葉ではありません

 

血行不良の原因の特定が重要であり

 

一言で血行不良と言ってしまっては 原因の追究という発想に

 

成りえないと思います)

 

 

 

それが原因の 基礎代謝量の低下

 

 

 

それ以外にも

 

手足の筋肉と内臓の生体内電流という視点での関係

 

手足を使えば

 

当然 脳から筋肉を収縮する電流が神経を流れ

 

それが筋肉ではコンデンサーとして働き=帯電し

 

増幅され

 

神経と骨で 電磁石を構成し磁場の発生が起きる

 

そして血液を誘導する

 

 

 

こう云う考えと視点は

 

アタシ独自の説ですが

 

アタシ自身が経絡と生体内電流の事を分析した上での視点です

 

そしてそれが

 

磁場の影響で 蛋白質の結晶化・・・

 

今 この事は 科学的に追及されようとしています

 

そしてそれは 骨の結晶化・・・それは電気特性の向上を示すと思われます

 

(この事はいずれブログで説明します)

 

 

 

全身 特に手足の鍼治療と足の通電で鼻の抜けはよくなり

 

(症状のある部分だけの鍼治療は 経絡を無視した片手落ちの治療と云えます)

 

34回の通電で耳鼻科に行く必要性を感じなくなった事を

 

伝えていただきました

 

 

 

これは 前にも述べたとおり

 

専門医はその部分しか分析出来ない事に由来した

 

治療効率の悪い結果だと云えます

 

 

 

この症状が起きてしまった体の条件として

 

喫煙と飲酒の影響も非常に大きい事を付け加えて起きます

 

 

 

喫煙は

 

全身の毛細血管の拡張収縮の機能を妨げる

 

飲酒は

 

アルコールを分解する際に多量の酸素を消費する(肝臓の解毒作用)

 

 

 

飲酒 喫煙 生活条件 心の在り方 

 

こう云う事は体にとって 

 

良い条件であろうが悪い条件であろうが

 

気血栄衛(營)

 

日々の生活条件と 心の状態で 体が構築されている事を示しています

 

 

 

20070601

 

高血圧の治療

 

血圧とは 心臓により送り出される血液が 血管壁に与える圧力です

 

最高血圧・・・

 

正常値は140mmHg以下(WHOの定義)

 

心臓が血液を送り出すために収縮したときの収縮期血圧

 

 

 

最低血圧・・・

 

正常値は90mmHg未満

 

送り出された血液が拡張した心臓に留まる時の拡張期血圧

 

 

 

 

 

以上の二点から考えて

 

高血圧の治療に

 

見かけの血液量を減らす薬を投与するのは

 

(利尿剤等)

 

正攻法では有りません

 

 

 

心臓が送り出した血液の圧力

 

そして

 

送り出された血液が拡張した心臓に留まる時の血液の圧力

 

 

 

その圧力の数値を決定する要因は

 

血管の拡張収縮機能の低下を招いているならば

 

心臓の送り出す血液の圧力の数値は上がる・・・

 

そんな事は 一目瞭然です

 

 

 

これは 高血圧の原因を医師がよく考えていないと思われます

 

その原因は

 

手足を使わない生活習慣

 

飲酒 喫煙 肉食 乳製品の摂取 

 

それ以外にも 高血圧を招く病気もありますが

 

手足の血管と毛細血管の拡張収縮機能が維持されてさえいれば

 

極端な高血圧にはならないと考えます

 

 

 

そして

 

全身の血管の状態が良好ならば

 

高血圧由来の脳血管障害 心臓病等の危険は少なくなります

 

 

 

血圧が上がれば血圧を下げる薬を投与する・・・

 

医師の治療のパターン

 

これは原因を考えていない対症療法だと思います

 

 

 

高血圧の根本の治療は

 

手足の血管の拡張収縮機能を取り戻すことであると考えます

 

現に

 

定期的に当院の手足への通電を受けられた方で

 

血圧の平均値が下がった方がいらっしゃいます

 

当然の事です

 

 

 

そして手足の血管の機能の回復の為の鍼治療

 

生活習慣の改善は言うまでもない事です

 

飲酒 喫煙 過度の肉食 乳製品の摂取 

 

これらは血管内壁に悪影響を及ぼします

 

毎日の食事と 生活習慣で 

 

肉体は作り変えられていると言う事を

 

意識してもらいたいものです

 

(気血栄衛(營))

 

20070628

形骸化した施術 “その一”

 

 

本来 マッサージは

経絡(ツボの流れ)の異常を手の感覚で探る為に行う

それが同時に 治療としてのマッサージに繋がります

(東洋医学の古典の言葉としての 

按摩=あんまは そういう意味を持っています

経脈の流れの状態を診て 気血の流れを調整する

「按」は押さえる・・・ 「摩」は撫でる・・・

どちらも経絡を対象に行う事です)

 

そして

経絡の異常を手の感覚で探る事は 鍼治療の為の指針となります

 

そういう意味でのマッサージは

常に経絡のみをマッサージする事になり 必ず特殊な痛みを感じる事になります

(だから アタシの治療は痛い! と 不評ですが・・・)(笑)

 

マッサージは 

只 リズミカルに筋肉や組織を動かす・・・

そう云うものでは無く

経絡の異常を発見し それは鍼治療の指針ともなる・・・

本来のマッサージの在り方は そうあるべきだと思います

 

そして その事が

施術する相手の体の状態を探る・・・その為にマッサージをするべきです

 

しかし こう言う事は今現在 ほとんど忘れ去られています

 

それは・・・

只 疲れが取れればいい

気持ち良ければいい

 

こういう視点でマッサージをする・・・

 

そういう考え方が生み出した価値感 間違った癒し・・・

 

症状の有る所だけを集中的にマッサージする

その部位を長時間マッサージする・・・これは対象部位の組織破壊に繋がります

深く相手の状態を考えたマッサージではありません

只 時間の分だけ報酬が欲しい・・・そういう発想です

こう云う事が昔から行われてきて

それが 

当たり前の価値感だからこそ 無資格のマッサージの蔓延に繋がった・・・

そう云う事も言えます

 

そして それは

その場しのぎにしかならない事

たいして解決になっていない事

いつまでも治療を続ける事になってしまう事

 

本来マッサージは 経絡治療なのですから 

こういう点でマッサージの意義も形骸になっています

 

アタシ的には

現時点

体に起きている現象をどう捉えていくのか?

施術する方も 施術を受ける方も どちらも真剣に考えなくてはいけない事

その指針としての経絡の異常の発見をするべきです

 

鍼マッサージ治療は 今後もそういう視点で行われるべきだと思います

 

 

20070630

形骸化した施術 “その二” 感覚優先の症状の診方

 

感覚優先で症状を判断する事

それは 

痛い所が悪い

痛く無くなったら治ったと思う

 

医師 整形外科やペインクリニック等の場合

 

大体 痛みがあれば

シップと 超短波照射の温熱療法 局所の低周波通電 

神経ブロック注射と ロキソニン・・・と 言うのが

医師の痛みに対する治療のパターンです

その弊害として

鎮痛薬の使用は 自律神経系の機能を狂わせる事

神経ブロック注射は 痛みをとる事しか出来ない事

それは 組織の状態の改善に繋がらない・・・そういう視点はない・・・

それどころか 

過剰な神経ブロック注射は組織破壊につながります

M村さんの奥様の腰痛の原因を ペインクリニックの医師が考えなかった事

を お読みください)

 

現在 

 

只単に 痛みに対する処方を行えばよい

それが 

医師の一般的な考え方です

 

そしてそれは

その場限りの痛みの緩解でしかなく 

症状のある組織の

新しい細胞の構築には結びついていません

何度も 何日も病院に通う・・・そういう結果になります

前述のK島さんは 医師に対してそういう不満を持っていました

(今現在 椎骨変形由来の手足のしびれ感はありますが

自転車で来院できるまでに回復しました)

 

痛み=生体内電流の現象

それは

痛みの出る理由=必然で有る事

 

痛みが出るから

神経系と筋肉内の電流で組織の構築が起きる事

 

そんな視点は 今の医学にはありません

 

只 感覚優先で対症療法しかしていない

問題の本質を見抜く事が出来なくなっている

その弊害が 薬の過剰投与等に繋がっていると思います

それは

症状しか観ない事=感覚優先の物の見方

そういう観察しか出来ない事

医師も

アタシたちの同業者も

無資格のマッサージ類似行為を行っている人たちもそう・・・

 

只 処置さえすればよい

そういう発想の施術に成っていると思います

 

 

 

20070703

施術の形骸化 “その三” 痛い部位が悪いと思い込む錯覚

 

 

最近 こういう事例が連続して2例ありました

 

重いものを持ち上げて背中の筋肉を痛めた

それ以来 背伸び出来ない

前かがみにもなれない

顔を横に向けるだけで痛い

 

その痛みをとる為に 某施術所でその部分を集中的にマッサージをしたが

痛みがとれず 

かえってひどくなった

 

これは

痛みの原因を見抜く事が出来なかった事に由来します

 

この場合

背中の外側 わき腹に近い部分の痛みが有ったのですが

その痛みを引き起こしている原因は

椎骨近縁=背骨の付近の組織の損傷で

それが引き起こしている肋間神経内の電流の異常で有る事が診てとれました

当然

椎骨近縁の筋肉の異常緊張があり

その部分の組織の状態を調べる為にマッサージをしたら

その部分にはほとんど症状が無いので

“先生・・・そこは悪くない・・・”とおっしゃられました

 

痛みの出ている原因は

椎骨周囲の組織損傷であると言う説明をして

45本 症状の無い部分 椎骨近縁に刺鍼したら

背伸びが出来るようになり

補足的に痛みのある部分に浅く鍼を打ち

そしたら完全に痛みは消失しました

前述した動きに伴う痛みも無くなりました

 

こういう事例が示す事として

現状多くなった痛みに対する診方として・・・

 

痛いところが悪い

その部分だけ治療すればよい・・・そう思ってしまう事・・・

 

それが引き起こす事として

症状のある所しかマッサージや鍼をしない事

医師の指示通り(保険治療の同意書)にしか施術しない保険の鍼治療

それは

前述したK島さん M村さんのようなケースになりがちです

 

痛いところが悪い=感覚優先の物の見方になってしまった・・・

それでは痛みの本質は見えてきません

 

神経系内の電流の増減で痛みが発生する事

痛みがあるからこそ 組織の構築が行われる事

生体内電流の仕組み

(筋肉痛の記事をお読みください)

 

痛みの意義=生体内電流の増減を知覚神経が感じる事

生体内電流の現象が経絡で有る事

こういう視点を

鍼 マッサージ治療する人が忘れている

当然 無資格のマッサージ業者にはそんな事を考える能力が無い

 

更に

筋肉内に帯電した痛みを派生させる電流を良い方向性に流す

それが鍼治療の意義で有る事

 

こういう事を

もっと深く考えて治療を行うべきだと思います

 

20070902

施術の形骸化 “その四” 局部的なマッサージの弊害

 

よく

こういう事を言う同業者がいます・・・

 

“今日は肩がすごくこっているから肩を重点的にマッサージしましょう

その部分だけ長時間マッサージしましょう・・・”

 

こう云う事自体が

肩凝りを自律神経系の反射による症状だという視点の無い事です

 

(自律神経と肩凝りの関係は

“肩がこることに付いての私見”で 説明してあります

そして 凝った感じ自体が

自律神経の異常を示している事が多い 

その事も 認識して欲しいものです)

 

そして

部分的な長時間のマッサージは 組織破壊を招きます

打撲傷のような状態になります

いわゆる一般に言う もみかえし状態になります

(この言葉自体がこの問題の本質を見失わせる言い方でもあり

又その状態を利用してもっと施術させようとする業者もいます)

長時間マッサージした事によってその刺激でその部分は創り変わり

少しの刺激では反応しなくなる組織になります

それが単純な言い方をすれば・・・もっと硬くなって行く・・・

 

その結果が もっと強い刺激を感覚的に求めていく

強い力のマッサージを求めていく

 

そういう組織になります

 

その過程で どんどん状態は悪くなる一方で

それは

自律神経の反射機能を鈍らせる結果にもなります

 

前述のF川さんご夫婦もそういう状態でした

 

只 

相手の訴える症状どおりにマッサージする事が

相手の満足に繋がり

その後の結果なんて事は考えていない

そう云う事を長年感じてきています

 

それは

マッサージを求める人の認識の低さ

只 疲れが取れればいい

楽になりさえすればいい

気持ちよければいい

 

そして 施術する側の認識

その場限りの満足感だけ与えておけば

それは商売の上手いやり方である

 

そういう考え方に原因の有る事です

 

 

そして 最近よく目にする

無資格マッサージ業者の看板には

部分的にマッサージする事を強調しています

 

それがどう云う事なのか・・・敢えて説明する事でもありませんが・・・

よく考えて業者の選択をして欲しいものです

 

 

 

20070906

施術の形骸化 “その五”  治療の意義

 

 

アタシの考える理想のマッサージは

経絡治療ですし

それは

鍼をうつ事を前提に 経絡の異常を探る目的のマッサージでもあり

本来のマッサージは そうあるべきだと思います

 

真に経絡の異常を観察して それを判断材料にして

その上でのマッサージをすれば

強い力をかけなくとも 経絡の異常のある部位は 

特殊な痛みを感じるものですし

その痛みそのものが 

生体内電流の調整になっているものです

 

そういうマッサージをほとんどの業者が行っていない

只 組織を揺り動かす事そのものが

マッサージだと思われている節が有ります

それは 

家電メーカーのマッサージ器の発想しかない事と同義です

 

そして 保険適用の鍼灸マッサージ 

 

経絡治療という概念を

全く持たない医師の指示通りの施術・・・

それは施術する立場の人が

医師の指示通りにしか治療が出来ないと言う事では無く 

それ以上の事は 

報酬を得る上で必要の無い事として考えられているようです

 

只 報酬を得る為だけの施術・・・

言い換えれば

只 儲かればいい・・・それ以上の事を考える必要はない

経絡の事やその法則性・・・そんな事は考えられていません

 

これは正しい在り方なのでしょうか?

 

今 保険適用の鍼マッサージが主流になり

経絡治療や 全身の状態をトータルで考える・・・

 

その意義と意味を考えていないのが

無資格のマッサージでもあり

そして

保険適用の鍼マッサージ治療も同様に思います

 

部分的にしか症状を診ない

人の体をトータルで考える

経絡治療の意義はそこにあるのですが

現状

行われなくなってきているようです

それが 前述の 

部分的なマッサージの発想に繋がる事にもなります

 

結果 感覚優先のものの見方

目先の症状だけ対応すればよい

症状のある所だけ施術すれば良い 

 

・・・そういう考えに成ったと思われます

(感覚優先の物の見方に付いては ブログをお読みください)

 

繰り返しますが 治療の目的は

言うまでもなく健康な体と心の創造です

健康の意味も

一般的に形骸に成っていると思われます

 

健康番組 健康おたく 健康食品 健康飲料・・・etc

 

そしてマッサージも保険適用の鍼治療も形骸になっているように思いますが・・・

誰もその事を問題にしていません

 

実に嘆かわしい事だと思います

 

 

 

 

20071031

自己免疫疾患の鍼灸治療“その一”

 

自己免疫疾患とは

本来は

細菌 ウイルスや腫瘍細胞・・・

これら自己と異なる異物を認識し

排除するための役割を持つ=免疫系が

自己の正常な細胞や組織に対し 過剰に反応し

攻撃を加えてしまう病態です

 

以下の二種類に分類されています

 

※ 全身性自己免疫疾患 

膠原病等 

関節リウマチ 全身性エリテマトーデス シェーグレン等

 

※ 臓器特異性自己免疫疾患

橋本病 バセドウ病 萎縮性胃炎 悪性貧血 自己免疫性溶血性貧血 紫斑病

アジソン病(慢性副腎皮質機能低下症)

重症筋無力症、 天疱瘡 水晶体ぶどう膜炎  交感性眼炎 等

 

これらは 女性に多く

慢性的に経過し難治性で 完治の難しい疾患です

症状の重いケースで

西洋医学では ステロイドと免疫抑制剤の使用が主流です

 

しかし これらの処置は 対症療法に過ぎません

 

次回は これらに対する鍼灸治療の方針を述べます

20071101

自己免疫疾患の鍼灸治療“その二”

 

自己免疫疾患の鍼灸治療の方針としては 

鍼灸治療の特性ともいえる 

自己免疫力のアップが重要だと思います

 

免疫力の中心は白血球で

白血球の種類は

癌細胞やウイルスをやっつけるT細胞、B細胞、NK細胞などのリンパ系

細菌やゴミなどを食べるマクロファージ

顆粒球(好中球、好酸球、好塩基球の種類がある)などのマルチ系白血球があり

 

鍼による生体内電流の増加は

直接 

血球を産生する骨髄 脾臓 肝臓 腎臓 それらの機能アップにつながります

それは 

神経内の電流と骨髄中の鉄分子で電磁石を構成しているからでも有ります

 

鍼治療による生体内電流の増加と変容は

施術者とのオーラの相互干渉によるもので

神経と骨髄中の鉄分子で構成する身体磁場を強固にする

(ブログ内で一部説明してあります)

従って

産生される血球を観察すれば

白血球の増加 活性化 遊走速度の向上が見られます

 

灸は 

火傷が治る過程で

副腎皮質ホルモンを自分で出す事に繋がり

白血球の増加が見られる等の効果があります

 

(この事は医学で確認済みの事です 

その一例としてエイズ等 

T細胞が弱体化する免疫不全にも鍼灸治療が取り入れられている

 

鍼 免疫 T細胞 等の検索をしてみてください)

 

その結果免疫力がアップし 自分の持っている治癒力で病気を治療する

病気に対する抵抗力も上がる

 

重症の方はこれに当たらない事もありますが

免疫力のアップ

そういう方針で自己免疫疾患を治療するのが本筋だと思います

 

自己免疫疾患は

症状さえ軽ければ 投薬も必要ではなく

日常生活にも支障はありません

 

その為に

日常生活で自分の新陳代謝の機能を落とす行為

飲酒 喫煙 酸素の取り込み量の少ない運動不足

太陽を浴びない昼夜逆転の生活

(日光浴は 生体内電流の増加が起きます)

 

これら 

免疫力の低下を招く生活条件の改善が最も必要です

 

しかし

当院と縁があった方に話を聞けば

そういう指導は少なかったように聞いています

 

 

今の医学全般に云える事ですが 投薬と云う処置しか考えていない

 

最近の医師の方針というのは 感じていらっしゃる方も多いと思いますが・・・

 

患者の体の状態を最優先で考えるのではなく 

只 

薬の効能しか考えない

薬による処置しか思わない

それは 保険治療の欠点であり

その前提での判断で有る事を感じさせます

 

 

 

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