◆ 手の厥陰心包経 (左右 9穴)
心包経の流れ
手の厥陰心包経は、足の少陰腎経の脈を受ける。
(足の少陰腎経の流中として、腎から上行し、上腹部諸穴(商曲、石関、陰都、通谷、幽門)を経て、肝臓を通り、横隔膜(“日月神示”表記の“戸”、マニピューラチャクラからアナハタチャクラへの関門)を貫き、肺に至り、そののち、気管に並びて上行し喉頭を循り(歩廊、神封、霊墟、神蔵、或中、兪府)、さらに上行し、舌根を挟んで任脉の廉泉に至る。 さらに、肺から分枝して、心臓をまとい(任脈の膻中(だんちゅう) 厥陰心包経の募穴 気会)、手の厥陰心包経(アナハタチャクラの外郭に相当)に交る)
よって手の厥陰心包経は、胸中((任脈の膻中(だんちゅう) )から始まり、心包(アナハタチャクラの外郭)に属し、下って三焦をまとう。
心包から出た支脈は、胸中を巡り、乳頭の外方一寸の部から
腋(わき)の下を通り、上腕の内側から肘窩(肘の内側)および前腕の前面部、そして手掌(手のひら)の中央を通り、手の中指外側爪根部に終わる。
私見
心包という東洋医学の表記は、ヨガの概念のアナハタチャクラの外郭(アナハタチャクラは二重構造になっている。外郭はピンク、内奥は緑色)にあたり、心(靈)の動きとしては、心=“喜び”の一端であると思われます。
生物が進化して、下等な生物ほど心臓の構造は単純であり、人間の心臓は複雑になってきている。
このことは、人と下等生物の心(靈)の違い、心(靈)の発現と心(靈)の進化(霊的成長、神格化に向かうこと)の程度と、同義であると思われます。
さらに進化した生物が持つ手足は、チャクラが荷電粒子の回転であり、その回転を安定させるために手足を持っているとの私見を持っています。
ことに手は、腹のサイクロトロンの回転を“上”に引き上げ、胸の部分で安定させる。 それはシンクロトロン様の構造を示し、だからこそ心(靈)の動きは複雑になった。
手の厥陰心包経の流れは、これに関わるものであると思われます。
天池(てんち)
天泉(てんせん)
曲沢(きょくたく)
郄門(げきもん)
間使(かんし)
内関(ないかん)
大陵(だいりょう)
労宮(ろうきゅう)
中衝(ちゅうしょう)