治療の流れ
初めて治療する方にお会いした際に、まず、経絡の異常を判断し、治療部位を決定するために、よく観察するのは、(全体の)顔色、目の相、鼻の相、口の相、顔面の部分的な皮膚の色、光沢、歩き方、声の調子、当然、具体的な症状もおたずねするのですが、治療の必要を感じ、経絡のツボを決定するための判断材料の要素は、たくさんあります。
そして、重要なのは、心(靈)の動きの状態を判断する。
大体、心(靈)の動きの状態は、日足と砌(ひたりとみぎり)の極性が現れるものです。
それは、地球人の心(靈)の進化過程は、自我の確立=固定化の段階から、“慈悲”と“慈愛”の発現の過程であるから、腹の心(靈)の発現、ヨガで言うところの、マニピューラチャクラの荷電粒子の回転が、
“上”(アナハタチャクラ以上)に向かえば=智性(神性)に向かえば、
日足(ひたり)回転になり、
“下”(マニピューラチャクラ以下)に向かえば=本能や情動の心(靈)の動きになれば、
砌(みぎり)回転になる。
これは“日月神示”に書かれてあることをヒントに、アタシが“上”(人(日止、霊止)の霊的成長を望む存在)から通信を受けたことです。
※“日月神示”表記の善の回転と悪の回転
すこし、日足(ひたり)と砌(みぎり)その心(靈)の動きを、具体的に述べれば……
砌(みぎり)の極性が顕現しているときは、あまり何も考えず楽しんで生きているとき、勢いが良いとき、怒っているとき、周囲の状況がわからず、自分だけの主張を述べ、人の意見に耳を貸さないとか…いろいろありますが、
それに対し、 日足(ひたり)の極性が心(靈)に現れているときは、
今の状況に問題を感じ(感じる磁性)、悩み、物事がうまくいかなくなっているとき…etc
これが、自省(胸の磁性“十”)の“行”でもあるのですが、それらの心(靈)の動きは、経絡の気に現れます。
そして、心の動き由来の体の症状もあります。
さらに心(靈)の動きに応じた霊的干渉も(始終)あります。
それらすべて肉体内の電磁誘導に関わり、生体内電流の変化になり、それがまた、経絡の状況を示すものなのです
実際に治療に入ったときは、いきなり、はり(鍼)治療をするケースは、あまりなく、まず全身の状態を観察するための触診としてマッサージを行います。
本来マッサージは、経絡を対象に行うものであり、またマッサージ中に経絡の異常を判断するべきものであると考えますし、それを実践しております。
まず、最初に、背中の筋肉と、腰の筋肉の緊張具合を見るためのマッサージを行う。
これは太陽膀胱経の兪穴の状態を判断する。
そして内臓体壁反射の状態も診る。
さらに、首、肩、頭などのマッサージは、霊的干渉がどんな状態でおきているのかの判断材料にもなりますが、これについてはアタシ自信の感覚で判断することなので、文章で説明することが出来ません。
大体、上記のことを行い、はり(鍼)治療の指針としております。